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2016年 10月 02日

異彩を放つ彫刻家 桑山賀行の木彫作品(4)

「風景 ー 海 ー」 1992

「工学的に造り出された船の底部の曲線の美しさと、朽ちていくわびしさと」と作者は朽ち滅びていくもののうちに《無常という事》を感じているのでしょうか。


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「夏の朝に」(セミの抜け殻)

「人の抜け殻のGパンとセミの抜け殻によって、はかなさを表現」した作品です。


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「 遠き日 」 2000

「抜け殻からでたせミは、どこに行ったのだろうか・・・・」


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セミは地中にいる時間は長いけれど、地上ではその命は短い。空蝉(うつせみ)は「はかない」という言葉の意味がしめすように、人間の命のはかなさを表わしています。

彫刻家はこの作品で、この世界は変化はげしく過ぎ去る、つまり「無常であること」を示しているようです。




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by francesco1hen | 2016-10-02 11:31 | Comments(0)


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