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2016年 10月 16日

満勢さんの随筆『雑草』より (2) 「お箸のこと」

              「お箸のこと」


 ご飯を食べる箸、もの心ついたときから私は象牙の箸で食べていた。家族皆それぞれ男女大小があったが、家で食べる箸といえば象牙だと思っていた。嫁ぐ時にやはり夫婦用に象牙の箸を持たせてくれて何十年も使っていたが、先が黒ずみ、割れてきたのでお払いばこにした。もう象牙の箸など買えるような生活ではないので、スーパーで木の箸を買って夫も九十で亡くなるまでそれですませていた。あんがい軽くてよいものだ。
 おそば、素麺などを食べる時には杉箸に限る。つまり割箸、角があるから挟みやすいのだ。他所の家で素麺に塗箸が出て困ったことがあった。箸にも棒にもかからぬという事。
 この頃テレビでよく食べ歩くのを放映されるが、美しいタレントが変な箸の持ち方をして、きまって「う、ま、い」とか「おいしい」なんて言っているのを見て、「先ず箸の持ち方をお習いなさい、それから味を云々と言ったら」と思って見ている。テレビは全国の人が見ているのだから注意した方がよいと思う。

                                   
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by francesco1hen | 2016-10-16 14:58 | Comments(0)


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