2016年 12月 12日
方丈(Main Hall 本堂)の前庭が広大にひろがっています。この庭から何を想うのでしょうか。 端のこの石組みは、存在感があって素晴らしい深い心象を与えています。 * 方丈の北庭がまた見事です。その景色は幽邃な趣があります。 遠くに茶室清蓮亭が望見されます。 手前の青く光る池は「心字池」です。 おびただしい石組みの景色は、禅寺ならではの美しさを見せています。禅の美でしょうか。 茶室「清蓮亭」の風雅・簡素な建築 方丈北背の小高い所に茶室清蓮亭が落ち着いた姿で建っています。村田珠光や相阿弥らと茶道を興じた8代将軍義政の好みと伝えられる清蓮亭は、上段一畳に座して望む芙蓉池苑の眺めが格別です。 ところで、茶室内部に目を凝らしてみましょう。簡素な数寄屋造りです。 * * * [ 等持院の由来 等 ] 暦応四年(1341)足利尊氏が天竜寺の夢窓国師を開山に招き、衣笠山の南麓に創建したのが等持院です。この寺には、尊氏の墓所があり、寺内の霊光殿には、足利歴代の将軍像(木造着色)が両側に並べてあります(5代義量と14代義栄の像を除く)。しかし、徳川家康象が祀られているのは意外でした。等持院には、足利15代、230余年の歴史を語る貴重な文化財が充分に保存されています。
by francesco1hen
| 2016-12-12 23:48
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人間は、いいものに出合ったり、文化や宗教の深い意味を知ったり、よい事に出合ったりすると、それを共有したり、それを人に伝えて喜びあったりしたくなります。「宜有千萬」(よろしく千萬あるべし)、《 シャローム・平安!》を あなたに。 by francesco1hen カテゴリ
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