家田足穂のエキサイト・ブログ

france1pen.exblog.jp
ブログトップ

<   2014年 04月 ( 3 )   > この月の画像一覧


2014年 04月 29日

公園の遊具も英語の表記です

b0221219_162271.jpg


近くの小さな公園の遊具が新しくなりました。新しくデザインされた遊具は好ましいすがたで子供たちの気を惹いているようです。

b0221219_1635217.jpg


左右に揺れるこの遊具には、珍しく英語の表記がしてありました。なんと Sea otter と書いてあります。海のひょうきん者 ラッコ です。その裏側も sea otter でした。

b0221219_1654018.jpg


微笑ましいデザインです。ちなみに otter は、カワウソです。

この sea otter の前の遊具は、素朴な木製の馬でした。もちろん馬という表記はありませんでした。

b0221219_16145677.jpg


ラッコの左奥にあるのは、河馬でした。

b0221219_16183121.jpg


河馬の表記は hippopotamus です。これはラテン語の学名表記ですが、英語ではそのまま河馬の名前となっています。俗には hippo と呼ばれています。

この hippopotamus の裏側は elephant です。リンゴを鼻で持ち上げているすがたはなんとも可愛いものですね。早く子供たちに乗ってほしいものです。乗った跡がありましたが。

b0221219_16334175.jpg


子供のうちから英語に馴れさせようという最近の英語重視の文教政策の反映でしょうか。いずれにしても好ましい英語表記です。
           
                 *  *  *



hippopotamus の Hippo は、古代ローマ帝国時代の北アフリカの町の名前です。

ヒッポは、古代ローマ帝国時代にアウグスティヌス(354−430)が活躍したことで有名です。

アウグスティヌスは、北アフリカ生まれのローマ人でした。彼の前半生の経験は、ローマ人のだれしもが大なり小なり経験するような生き方でした。学芸研究や思想の遍歴をした後、ミラノでキリスト教に改宗しました。

改宗後、アウグスティヌスは間もなく北アフリカに帰り、北アフリカのヒッポの司教としての司牧活動と学問研究で大きな業績を残しました。彼は,古代最大のキリスト教神学者といわれています。

このアウグスティヌスは、ミラノの回心以来の魂のあり方を包み隠さずつづった『告白録』を著して、世間の人々の共感を呼びました。彼は、その『告白録』の第一巻の冒頭でつぎのように書いています。


   「(神よ)あなたは、わたしたちをあなたに向かうようにお造りになりました。だから、
   わたしたちはあなたの所に行くまでは、心の安らぎを得ることができないのです」。

                    *


「人間は神から出て、神に戻るのが本来のすがたである」。また、「人間の命の源泉は神であり、人間の最終目標も神である」と、アウグスティヌスは考えていました。


人間が神のところで「安らぎ」を得ることは、来世において「永遠の命」を生きるということです。
人間が神のもとで「神と一つになり」神の命をともに生きることを、アウグスティヌスは「愛の完成」と言っています。「一つになる」ことが「愛」であるならば、最高の存在である神と一つになる「愛」は、「完全な愛」であるからです。「愛の完成」とはこのようなことを言います。



b0221219_16435259.jpg

[PR]

by francesco1hen | 2014-04-29 17:54 | Comments(0)
2014年 04月 24日

「六義園」の新緑とツツジ、キンクロハジロ

b0221219_1039453.jpg


東京都文京区の駒込に、「六義園」(りくぎえん)という日本の名勝・大名庭園があります。

徳川幕府5代将軍(1680-1709)綱吉が、この土地を川越城主の柳沢吉保(のちに側用人=大老格)に与えました。柳沢吉保は7年半の歳月をかけて見事に造園しました。万葉集や古今和歌集などに詠まれた日本の名勝八十八景(現在は約41景)が、ちりばめられた景観は見事な風景です。
元禄文化の一つの現れです。

b0221219_10381959.jpg


この季節は、新緑とツツジが美しい姿をみせてくれます。

b0221219_10544551.jpg

b0221219_10572234.jpg


躑蠋(つつじ)の色を映しだした池の水面には、キンクロハジロがたくさん愉しそうに泳いでいます。

b0221219_1123682.jpg

b0221219_1125231.jpg

b0221219_1133238.jpg


キンクロハジロは、黒い顔に黄色の眼が目立つ海ガモです。海ガモでも何処の池でもよく見かけます。数羽から十数羽の群れで行動します。雌雄ともスズガモに似ていますが、オスは後頭部に冠羽があり、腹は白く腹以外は黒色です。採食はおもに昼間行い、潜水して食物をとります。深くまで潜り貝や小魚など動物質をたくさん食べます。水草も口にします。

b0221219_1142250.jpg

美しい姿のメスです。優雅でもあり可愛らしいです。(^_~) / 。メスにもりっぱな冠羽があります。

b0221219_11181156.jpg

b0221219_11183324.jpg


流石、日本の名勝と謳われる大名庭園ですね。

b0221219_11185397.jpg

吹上浜でしょうか。この美しさ、何ともいえないですね。


            *     *     *



                「黄金律」

        
        何事でも、人から自分にしてもらいたいと望むこを、
              人にもしてあげなさい。

            これが律法と預言者の教えである。


             (マタイによる福音書 7・12)
[PR]

by francesco1hen | 2014-04-24 11:57 | Comments(0)
2014年 04月 16日

聖週間(受難週)に入りました。(2017)

[受難の主日]
2017年4月9日は、「受難の主日(枝の主日=Palm sunday) 」でした。この日からカトリック教会では、聖週間(受難週=Passion week) に入りました。

「受難の主日ミサ」の主日とは、日曜日のことです。この日にはエルサレムの民衆が、エルサレムに入城してきたイエスを棕櫚の枝を打ち振ってメシア・イエスを出迎えたことを記念するミサが行われます。

b0221219_1447891.jpg


教会では、信徒が棕櫚の枝を打ち振って司祭たちの入堂を迎えます。イエスのエルサレム入城のマタイによる福音書の21章の1−11節までが朗読されてからミサの礼拝が行われます。

b0221219_1565033.jpg

ドゥティオによる「イエスのエルサレム入城」

ミサのなかの聖書朗読では、マタイ福音書の主イエス・キリストの受難の箇所(マタイ27・11−54)が、福音記者の役の朗読者、イエス役の司祭、祭司長やピラト役の朗読者、群衆の言葉を会衆が朗読するという形で行われました。


[聖木曜日]
4月13日「聖木曜日」には、午後の7:30から「主の晩餐ミサ」がおこなわれました。最後の晩餐のことを記念するミサです。最後の晩餐は、イエスが弟子たちに愛することに関して徹底的に教えた時間でした。それと同時に、イエス自身をパンとぶどう酒のかたちのうちに形見として遺した「聖体の制定」を行っています。パンを「体」とし、ぶどう酒を「血」として遺したことは、翌日の十字架のうえで人間の救いのために自分の体と血を、つまりイエス自身の全存在を神に捧げたことを想起させるためでした。

このパンとぶどう酒のうちにイエス自身を遺したこと、および、十字架の犠牲を想起させることが合わさって、ミサという典礼(礼拝)が生まれました。

最後の晩餐の記述は、ヨハネによる福音者の13章1−15節に出ています。

b0221219_15233133.jpg

ジョットによる「最後の晩餐」のようす。

b0221219_15235299.jpg

ルネサンス時代の画家 ティチア−ノによると、最後の晩餐はこのように描かれます。
われわれの多くは、ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」がイメージになっていることでしょう。
時代によって、表現はずいぶん変わるものです。


[聖金曜日]
4月14日金曜日の、「聖金曜日」では、ミサではなく「受難の祭儀」が午後3時から行われました。
この日の聖書朗読は、ヨハネによる主イエス・キリストの受難 18章1節から19章42節までが
受難の主日と同じ形でおこなわれます。

b0221219_16231738.jpg

グレコによる「十字架上のキリスト」 これはヨハネによる福音書にもとづいています。

b0221219_15415642.jpg

ヴェラスケスによる端正な「十字架のイエス像」です。十字架上のイエスが直裁に迫ってきます。

b0221219_15463827.jpg

ルーベンスによる「キリストの十字架降下」(部分)生々しい悲劇性が・・・。


[聖土曜日]
4月15日は、「聖土曜日」キリストが墓に埋葬されていることを偲びます。

b0221219_15521572.jpg

金曜日の夕刻、イエスは十字架から降ろされ母マリアの膝の上にかかえられます。
この構図は「聖母の悲しみ」(ピエタ)といわれます。この絵は「アヴィニヨンのピエタ」と呼ばれている作品。作者不詳で、ルーブル美術館所蔵です。

b0221219_1681534.jpg

フラ・アンジェリコの「キリストの埋葬」 非常に象徴的に描かれています。


聖土曜日の夜8:00から「復活徹夜祭ミサと洗礼式」が行われました。

復活の朗読は、マタイによる福音28章1−10節「復活の朝」が朗読されます。

b0221219_1622973.jpg

グレコによる「キリストの復活」 この絵は、聖書の記述によるのではなく画家の想像によるものです。


[復活祭]
4月16日、復活の主日の「復活祭ミサ」(日中ミサ)は、9:30から。

この日の聖書朗読は、ヨハネによる福音書20章1−9節。この聖書の情景が、ジョットによって描かれています。

b0221219_1632429.jpg



                      ***

                 「復活祭の日取について」

      復活祭は、毎年それが祝われる日にちが違います。それで移動祭日といわれます。
      復活祭の算定は、つぎのように行われます。

          「春分の日の後の満月の次の日曜日が、その年の復活祭です」


           2017年は 4月16日 日曜日 復活祭  Happy Easter !
 


b0221219_16114499.jpg





 
[PR]

by francesco1hen | 2014-04-16 16:52 | Comments(0)