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2015年 01月 04日

1月1日は「神の母聖マリア」の祭日

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カトリック教会の「教会暦」によると1月1日は、「神の母聖マリア」を讃える祭日になっています。
また、世界の平和を祈る日になっています。

ミサの第2朗読では、パウロのガラテアの教会への手紙の「時が満ちると、神は、その御子を女から生まれた者としてお遣わしになった」ということを主題としたところが朗読されました。(4. 4 - 7)

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聖書朗読はルカによる福音書からで、〔そのとき、羊飼いたちは〕急いで行って、マリアとヨゼフ、飼い馬桶に寝かせてある乳飲み子を探し当てた。その光景をみて、〔彼らは、〕この幼子について話してくれたことを人々に知らせた。聞いた者は皆、羊飼いたちの話しを不思議に思った。マリアはこれらの出来事をすべて心に納めて、思い巡らしていた。羊飼いたち、見聞きしたことがすべて天使の話したとおりであったので、神をあがめ、賛美しながら帰って行った。
 八日たって割礼の日を迎えたとき、幼子はイエスと名付けられた。これは、胎内に宿る前に天使から示された名である。(2 , 16 - 21)

イエスという名は、「神は救い」という意味です。天使が示した名「インマヌエル」は、「神は共にいます」という意味です。神が共にいることが「救い」です。
 

                       *


「神の母聖マリア」は、ヨーロッパ中世以来さまざまな姿で描かれてきました。いくつかの聖母子像をみてましょう。


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ジョットの師・チマブーエ(c.1240 - c.1302)の聖母子像


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ジョット(1265?-1337)の荘厳の聖母子像



1月4日の日曜日は、「主キリストの公現」の主日でした。東方の三人の博士が幼子を礼拝しにきたことをもって、救い主が公に礼拝されたことを記念する主日です。ロシア正教会など東方教会では「救い主が生まれたこと」を記念するクリスマス・降誕祭よりも、エピファニー・主顕祭(主の公現)を盛大に祝う習慣があるそうです。


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「主の栄光はあなたの上に輝く」イザヤ預言書 60 , 1 より 「三王礼拝」(詩編書挿絵)


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ジョット 三博士の礼拝 (スクロヴェーニ礼拝堂)


主日ミサの聖書朗読は、マタイによる福音書からでした。

 イエスは、ヘロデ王の時代にベツレヘムでお生まれになった。そのとき、占星術の学者たちが東方からエルサレムに来て、言った。「ユダヤ人の王としてお生まれになった方は、どこにおられますか。わたしたちは東方でその星を見たので、拝みに来たんです。」これを聞いて、ヘロデ王は不安を抱いた。エルサレムの人々も皆、同様であった。・・・・・(略)・・・。

 そこで、ヘロデ王は占星術の学者たちをひそかに呼び寄せ、星の現れた時期を確かめた。そして、「行って、その子のことを詳しく調べ、見つかったら知らせてくれ。わたしも行って拝もう」と言ってベツレヘムへ送り出した。彼らが王の言葉を聞いて出かけると、東方で見た星が先立って進み、ついに幼子のいる場所の上に止まった。学者たちはその星を見て喜びにあふれた。

 家に入ってみると、幼子は母マリアと共におられた。彼らはひれ伏して幼子を拝み、宝の箱を開けて、黄金、乳香、没薬(もつやく)を贈り物として献げた。ところが、「ヘロデのところへ帰るな」と夢でお告げがあったので、別の道をとって自分たちの国へ帰って行った。(2 , 1 ~ 12)

                        *

「救い主・キリストの公現」は、ユダヤ人やキリスト教徒以外の全人類が「救い」の対象になっていることを表わす出来事であることを告げています。その意味で東方教会が、クリスマスよりエピファニー・主顕祭を盛大に祝うことが理解できます。


アレルヤ・アレルヤ! 東の空に星を見て、すべてをおいて神を拝みにきた。 アレルヤ・アレルヤ!



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                 近くの公園で夏みかんが実っていました。
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by francesco1hen | 2015-01-04 23:08 | Comments(0)