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2011年 05月 16日

現代において「捨てる」ベきもの                     「捨てる」という霊性について(13)

「捨てる」生き方へ

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熊野那智大社 那智の滝  那智は「一遍成道」の地です。


フランチェスコや一遍は、一切を「捨てること」において新しい世界を見いだしていました。
現代の世界は、彼らが新しい世界を見いだしたように、望むべくもない方向へと進む核兵器に象徴される現代の「諸力」を捨てることを考えなければならない事態に立ちいたっています。

力の理論、力への信仰ともいわれる強国の覇権主義、利己的な国家利益による搾取ともいえる経済進出、地球資源と宇宙利用の独占、市場原理主義による国際経済力、富の集中を意図する金融資本など
現代世界がこれを維持しようとするさまざまな「力」は、世界を不幸に追い込むばかりの「力」です。これらを変革・方向転換しなければなりません。これを捨てないかぎり人類の明るい未来、幸福な姿は見えてきません。


フランチェスコや一遍の「捨てる霊性」は、その時代の宗教的生き方の中で人間の喜びと平安を見いだしていました。その生き方は、現代の世界政治・社会状況の中で実行する価値ある方向性を示唆するものではないでしょうか。現実世界の過剰ともいえる「諸力」によって負の方向に進む現代文明は
今や、真剣にこのことを真剣に考え直さなければならない時点に立っているのではないかと考えられます。



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清貧に生きたフランチェスコの修道服
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「捨聖」一遍ら時衆が着ていた阿弥衣




《シャンティ・寂静!》《シャローム・平安!》









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by francesco1hen | 2011-05-16 18:08 | Comments(0)


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