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2011年 06月 24日

「断捨離」の本家 聖フランチェスコと一遍上人(10)

京都四条京極釈迦堂と市屋道場の「踊り念仏」の盛況

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『一遍聖絵』第七巻 京極釈迦堂の「踊り念仏」

弘安七年(1284)一遍らは四条京極の釈迦堂に入りました。再び訪れた京における念仏勧進や踊り念仏は、都の人々から喝采をもって迎え入れられました。一遍の弟の聖戒が書いた『聖絵』の詞書は、「七年閏四月十六日、関寺より四条京極の釈迦堂に入り給ふ。貴賤上下群れをなして、人はかえり見る事あたわず、車はめぐらすことをえざりき」と大混雑を呈した様子を記しています。

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『一遍聖絵』第七巻 「市屋一遍聖道場之図」

絵師法眼円伊が描いたこの絵での「踊り念仏」の場面は、群衆描写の出色の絵図といわれています。
これについては、ブログ・シリーズ 「捨てる」という霊性(11) 2011年5月12日に詳しく、その「踊り念仏」のようすを絵を見るような文章で紹介しました。

京極釈迦堂と市屋道場の「踊り念仏」はその頂点を示すものでした。その後の踊り念仏は『聖絵』の詞書きはなく、弘安九年(1286)、鉦や念仏の声が風に乗って聞こえるような淀の植野の「踊り念仏」の場面と正応ニ年(1289)、淡路の二の宮の社殿前の松林で行われた「踊り念仏」を絵図で伝えているだけです。

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by francesco1hen | 2011-06-24 15:26 | Comments(0)


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