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2011年 08月 10日

(5)イスラエル人の挨拶《シャローム!》

イスラエルのユダヤ人たちは《シャローム!》と挨拶します。ガザ地区のパレスチナ人は《サラーム!》と挨拶します。この《サラーム!》には、おかれた政治・社会状況から切実な叫びを感じます。
アラブ人は《マルハバ!》と、トルコ人は《メルハバ!》と挨拶を交わしています。イスラム教徒もユダヤ人たちとおなじ意味の挨拶をして、お互いの「平和・平安」を願っています。

ヘブライ語の《シャローム》は、平和・平安という意味をもっています。しかしこの言葉には、そのほかにもたくさんの意味があります。健康、健全、繁栄、充実、充満、完全など、あらゆる意味における幸福の状態を表わしています。さらに現実を超えた宗教的理想の状態をも意味しています。

さらに飛躍するようですが、イスラム教徒は出合うと互いに《アラー・アクバル!(神は偉り!)》と神を讃えます。このイスラム教徒の《イスラーム》というアラブ語の意味は「平和」です。さらに最も深い意味は、「神アラーと信徒モスレムの間の円融無障の完全な一致」を表わしています。《イスラーム》とは、まさに宗教的な最高の理想を表わすこの上なく素晴らしい言葉なのです。

平和・平安は、「幸福」な状態を意味しています。人は誰しも「幸福」を求めています。しかもこの幸福の最高の状態は「神と完全に一つになる」ことで、すべての人々が心の底で願っているのだ、と分るような気がします。

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ヴァンジ彫刻庭園美術館にて
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by francesco1hen | 2011-08-10 15:15 | Comments(0)


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