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2011年 08月 11日

(7)最後の晩餐におけるイエスの別れの言葉(挨拶)

最後の晩餐と十字架上の犠牲(救い)は、イエスの生涯が集約的に表わされている場面です。
イエスは、神の愛がどのようなものであるかを人間に分らせるために生涯のすべての場面を使って、「神は愛である」ということを話してきました。そして、最後の晩餐の時には「愛について」徹底的に弟子たちに話しました。そして翌日には、十字架上でそのことを実際に示しました。

イエスは、エルサレムの最後の晩餐の席で弟子たちに語りました。「わたしはあなたたちに平安を残す。わたしの平安をあなたたちに与える」。イエスが述べた「平和・平安」は、神と人間の愛における完全な一致です。神の国においてはじめて実現される「愛の完成」とは、全能永遠の命である「神と一つに」なることによって、人間が神の永遠の命に入ることを意味しています。

その意味は、さらに同じ日の晩餐のときのイエスの言葉で表わされました。

「わたしが父の内におり、あなたたちがわたしの内におり、そして、わたしがあなたたちの内にいることを、その日(天の国に入ったとき)、あなたたちは悟であろう」(ヨハネ14,20)

このことは、全能永遠の神(父と子聖霊の三位一体の神)と人間が、完全に融け合うように「一つにる」という真理を短いことばで言い表しているといえます。

このように人間は、神からの愛に招かれて、その神の愛の中で「永遠の命」、すべてにおいて満たされた《いのち》を生きるのです。

神の方に向かうように創られた人間は、その源泉であり目標である神のもとに戻ったとき、はじめて「愛の完成」としての「永遠の命」に生きるのです。

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ジョット 「最後の晩餐」 パドバのスクロヴェーニ礼拝堂《イエスの生涯》から
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ジュリアーノ・ヴァンジ 紫の服の男
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ヴァンジ彫刻庭園美術館にて
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by francesco1hen | 2011-08-11 17:19 | Comments(0)


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