家田足穂のエキサイト・ブログ

france1pen.exblog.jp
ブログトップ
2011年 10月 12日

漢字の面白さと意味の深さ(11) 超と越

[ 超 ] 音は召(しょう)。召にしんにゅうを加えた字には(ちょう、はるか)の音があります。
古い文献に「跳ぶなり」とあり、超は、跳んで越えるので「こえる、こす」の意味になります。
用例として、超越、超絶、超人、超俗、超脱(脱俗)(俗世間の動きから超越して、高い境地にあること)のように、世俗のことを超(こ)えるときに用います。

[ 越 ] つくりの部分は(えつ)で、鉞(まさかり)のことです。困難を越えるときに「えつ」を呪器として使うことがあったので、鉞の呪力を身に受けて行くことを越といい「こえる、こす」の意味として使います。越境、越冬、越年など。もちろん、テーマの超越もあります。

(9)取り上げた「完全」ということは、言葉のほんとうの意味では、人間の世界ではありえない超越的な神秘の中にあるものです。それでも、神の子キリスト・イエスは「天の父が完全であるように、あなたたちも完全なものとなりなさい」(マタイ福音書 5,48)と、人々に語りかけています。

旧約聖書の神ヤーウェは「わたしは聖なるものであるから、あなたたちも聖なる者となりなさい」(レビ記 11,45)と、エジプトから脱出したイスラエルの民に「律法」を守ることを命じました。この「聖なるものであるから・・・・・。」のこの言葉は、律法全体をおおう精神となっています。神ヤーウェの意思である律法(360余の教え)は、人が人間らしく生きることを教えている言葉に満ちています。

ここから考えられることは、聖なるもの、完全なものに近づくこと、また、神ように憐れみ深く生きることが、人間に求められているのではないでしょうか。




島根県安来市の足立美術館庭園です。庭園美の極致とでもいいたくなるような風景が展開されます。世界の庭園ランキングでは、つねに第一位を獲得した現代の日本庭園です。

b0221219_11394347.jpg

b0221219_11271933.jpg

b0221219_1144796.jpg

b0221219_113639100.jpg


だれが眺めても、「感歎します!」と言いたくなりますねー。


                    

              *   *   *


         わたしを愛するものは、わたしの言葉を守る。
         わたしの父はその人をお愛しになり、
         わたしたちはその人のところに行き、ともにそこに住む。

                         (ヨハネによる福音書 14 , 23 )


      イエスは最後の晩餐の夜、弟子たちを愛して愛につい徹底的に話しました。
      「愛すること」は、いちばん大切なことであることを、ことばを尽くして話しました。
      神(おなじように人)を愛する人は、神とともに生きるということを教えています。


b0221219_14105855.jpg

[PR]

by francesco1hen | 2011-10-12 11:58 | Comments(0)


<< 漢字の面白さと意味の深さ(12...      漢字の面白さと意味の深さ(10... >>